こんにちは
勝手に決めている週一、月曜日の更新予定を２週連続で間に合わせることが出来ませんでした…
「継続は力なり」と言いますが、継続させること自体がなかなか大変なんですよね。
というわけで遅れてしまいましたが、今週もどうぞお付き合いいただけますと幸甚です。
さて、このET Blogですが、これまで我らがFlower Recordsと所縁のあるアーティストと楽曲制作を行なってきた制作秘話、というか裏話をご紹介してきておりますが、今回はちょうど今週末に控えた東京都知事選挙のことが、僕の周囲でも何かと話題になっているので、それについて書いてみようと思います。
あ、なんか変な候補者が沢山出ていますが、取り上げる価値もあると思えないので、そういった話ではありません。
実は先日、ある若きDJのA君（推定30歳前後？）と現場で話していた時に、何気なく今回の都知事選の話になったんですね。
そこで僕が彼に「選挙には行こうね」と話したところ
「もちろんですよ！少し年上（推定40歳前後？）の先輩らからは「政治の話なんてやめときなよ」と言われたりしていますが、ぶっちゃけ仲の良い海外の友人なんて、みんな政治の話をオープンにしてるし、斜に構えたりタブー視してるのってクソだせえ！って思ってるんで！それに我々世代は今の政治状況にマジで怒ってるんで、必ず投票には行きます！」
と、もの凄い熱量を伴って返答してくれたのが妙に心に残っていたので、書いてみようと思います。
と言っても僕が皆さんに「〇〇さんに是非清き１票を！」などのお願いをする訳ではありません。
そろそろ普通に政治の話ができるようになりましょうよ、という事です。
日頃から政府や行政に対して何らかの思いや感想を抱いているならば、それについて仲間同士で話したり、情報を共有し、次の選挙で誰に投票するべきかの参考にしたり、もっと身近に政治について語れる世の中になって欲しいなと、僕は以前から割と強めに思っています。
もうかれこれ15年以上前の出来事ですが、その頃住んでいた自宅の近所に早朝（というか未明）からやっている居酒屋がありまして、ある日DJを終えた朝に、その店で後輩と一緒に飲んでいたんですね。
その時に居合わせた、数人で来ていたグループの最年長と思しき人が得意げに話している国内政治についての内容が、僕らからするとあまりにも荒唐無稽な内容で。
最初は無視して飲んでいたのですが、なんだかどんどんエスカレートするし、うるさいし、こっちもお酒入っているしで、つい「オジサンうるさいよ、それに話もメチャクチャだよ」と言っちゃったんですね。
そうしたら「何だとぉ！」みたいに案の定なりまして、、、
そこでお店の女将さんが登場し「アンタたち！やめなさい！うちでは政治と野球の話は御法度！〇〇ピーの話でもしてなさい！」
と怒られたのでした…
そしてそのまま僕は出入り禁止となり、暫く通えなくなりました。
確かに酒の席で野球、政治、宗教（これは酔っていなくてもか）など、意見をぶつけ合っても相容れない事柄についてヒートアップすると、お店としてはとても迷惑ですよね、そのきっかけを作ってしまった事にはとても反省したのでした。
でもね、酒の席では注意が必要ですが、もっと普段から普通に政治について話しませんか？
政治って実はとても身近で、日々の生活にも、未来にも直結しているとても大事な事なのに、割と「政治の話なんて野暮だからやめようよ」とか「そんなことばかり言っていると仕事なくなるよ」なんて声が未だに聞こえて来る事がありますよね。いつからこのような関心を削ぐ空気感が醸成されたんでしょう？
そろそろこういうスタンス、やめましょうよ。
などと常々思っていたのですが、先に書いた通り、今の若い人たちは僕が想像するよりも遥かに政治について関心が高く、キチンとご自身の意見も持ち、投票へもしっかり行っているのだなと至極感心したので、今回は敢えてこんなことを書いてみました。
という訳で、まずは都民の皆様、7月7日は選挙に行きましょう。
そしてもっと政治について自然に話せるようになれば、きっと投票率も上がるだろうし、世の中も少しは良くなるんじゃないかと思っています。少なくとも裏金とか、ワイロとか、カイロとか、、そう言った類の問題は減らせるような気もします。
東京都民でないアナタ、最後までお付き合い頂き恐縮しきりですが、今年は国政選挙もあるようなので、どんどんオープンに語りましょうね。
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