こんにちは
前回の投稿から随分と時間が空いてしまいました、すいません….
このところはONEGRAMについて、”Crazy Love”のリリースから順を追って書いてきましたが、前回の”Random Access Music”を執筆して以降、公私ともにバタバタとしてしまい、ゆっくり原稿を書く時間が取れませんでした。
改めて(ペースはさておき)仕切り直し、頑張って書いて行こうと思います。
2022年7月にLP “Random Access Music”をリリースし、おかげさまでLPは早々にソールドアウトとなりました、ご購入いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
その後彼らはやはり案の定「オリジナル作品を出したい」想いが増幅した状態になっていたのですが、アレコレと曲作りはしているものの「これだ!」というものはそうそう簡単に作れる訳ではなく、ひとまず翌年(2023年)のRecord Store Dayアイテムとして、オリジナルアルバムに収録された”Ooo La La La”と、カヴァーアルバムに収録された”Baby Can I Hold You”をカップリングした7インチの発売を決定しました。(即完売ありがとうございました!)
その間にも彼らは意欲的に曲作りを行なっていて、その中に彼らとしてはちょっと珍しいアレンジの楽曲が上がってきたのでした。
いつになくラテン要素が強調されたテンション高めなアレンジで、なかなか勢いのある楽曲。
「これ、良いねぇ」と戻したところ
「是非ともゲスト・ラッパーをフィーチャーして作りたいです!」との要望がありました。
「誰をゲストで招きたいの?」と訊いたところ
「ZEN LA ROCKさんにお願いしたいです!」と、すでにメンバー内ではあらかた絞り込みをしていたようでした。
ゼンラくんとは、それこそもう10年以上前から幡ヶ谷界隈でよく一緒に飲んだりしていた仲です。
当時彼は深夜、とあるアルバイトが終わると自転車で幡ヶ谷SCUBAにやって来て、一緒に飲んだり脱いだり(上半身ね)していましたw
また、彼は当時から精力的に音楽活動を頑張っており、頻繁にワンコインCDシングルをリリースしていたのですが、その発売日には必ずSCUBAにやって来ては「投げ銭リリース・ライヴ」をやってくれていました。
あ、そういえば昔、CKBのリミックスをオファーされた時に、勝手にゼンラ君をフィーチャーして、原曲には無かったラップを加えたりしたこともありました。
そんな訳で彼にオファーをすること自体は難しい訳では無いのですが、彼はこのところFNCYとして非常に人気者になってて、彼のSNSを見ているとかなり多忙な日々を送っているのが手に取るように分かるほどでした。
こちらもこちらで発売スケジュールなども組み始めていたので、タイミングが合わないと難しいかも…と思いながら、彼に連絡をとってみました。
すると、ごく近いところだとスケジュールOKの日もあるとのことで、大至急日程の擦り合わせとスタジオを押さえたのでした。
で、結果的にオファーの電話を掛けてから1週間後にはレコーディングが終了するというミラクルな展開に!
そうして予定通り2023年6月にこのシングルはめでたくリリースされたのでした。
やはりFNCY人気ゆえですかね、、各音楽配信プラットフォームでかなりの再生回数を記録したと記憶しています。
現時点(2024年8月)でも、Apple MusicのONEGRAM トップソングでは5番目に、と言っても上位4曲は全てカヴァー曲なので、オリジナル楽曲としては最上位に位置しています。
なお、この楽曲は珍しくMVも制作し、ゼンラ君にもご登場いただいておりますので、良かったらご高覧くださいませ。
アナログ・シングルは僕が勝手にかなり多めに作ってしまったので、今も絶賛発売中ですので、是非とも一家に一枚、如何ですか??
そんな訳でゼンラ君、大変お世話になりました!