高宮永徹の ET Blog #006 CENTRAL その1

このブログを始めて、何とか当面の目標としている2桁投稿までの折り返しを迎えることが出来ました!
志、低くてすいません…
でも、100回の投稿を達成する為には、まずは10回をクリアしなければ!千里の道も何とやら、ローマは1日にして云々、という諺の数々もあるので、生ぬるい達成感に悦びを感じて、頑張って続けたいと思います、引き続き生温かく見守っていただけますとありがたき幸せです。

さて、前回までは45trioについて書かせていただきましたが、今回は先週Flower Recordsでの初アナログリリースとなったサルサバンド、CENTRALについて書きたいと思います。

バンド結成から何と25年!という彼らについてはプロフィールに割と詳細が記載されていますので、ここでは今回ご一緒することになった経緯などをご紹介したいと思います。

CENTRAL(のメンバー)とフラワー、実はかなり昔から繋がっています。
僕がまだFlower Recordsを立ち上げる以前から、メンバーのヒデロー君や首藤くんとは交流がありました。

二人は僕がかつて西麻布Yellowにてオーガナイズしていたパーティ、「Soul Vibration」 にしょっちゅう出てもらったバンド、Soul Rebelのメンバーだったり、ヒデロー君は尊敬する江川ゲンタ先輩が率いていた大所帯ラテン・ロックバンド、BINGO BONGOのメンバーだったり。僕は当時、BINGO BONGOのツアーにDJとして帯同させて頂いてたんですね。

このSoul Rebel、1996年に(フラワーが立ち上がった翌年)にシングルを一枚リリースしています。

また、DJの石塚チカシ君と村尾英彦君の2人が中心となって結成されたSu-Paka-Poohにもヒデロー君はもとより、コンガのMilky君も参加していたり、それ以外でもミュージシャンとして個々に沢山レコーディングでお世話になったりしていて、かなり長いお付き合いなんですね。

Su-Paka-Poohの代表曲のひとつとして知られる「くらげ」には、Milky君のコンガ、そして男性コーラスとしてTaiji君も参加してくれています。トランペットとボンゴは、もちろんヒデロー君。

CENTRALのKind Of Love EPという作品を、かつてウチから配信のみでリリースしたこともありましたが、それは既に作品は出来上がっていて、それを配信する為のお手伝いをさせていただいた、という通常のリリース形態とは違った形でのものでした。

また、サブレーベルのBLOOM MUSICでは、前回ご紹介した45trioに加えて、なかの綾とブレーメンの諸作品をアナログでリリースしていますが、なかの綾さんはかつてなかの綾とCENTRALという名義でアルバムを2枚制作しています。そしてなかの綾とブレーメンのメンバーにはヒデロー君がいる訳でして。
ま、ずっと「ご近所さん」みたいな存在ですね。

昨夏、なかの綾とブレーメンのアルバム「にまいめ」のリリース記念ライヴが代官山「晴れたら空に豆まいて」、通称ハレマメにてありました。
そこに僕もDJとして参加させて頂いたのですが、そのアルバム「にまいめ」にCENTRALをフィーチャーした”真夜中のドア~Stay With Me~”の素敵なサルサカバーを収録しており、その曲を演奏するために当日はメンバーが集結、そして披露してくれました。カッコよかったです!

終演後、僕がメンバーに「ねぇねぇ、CENTRAL単体のアルバムは出さないの?」と軽く尋ねたところ、逆に「よろしくお願いします」と返ってきたんです、笑
おっ!と思ったのですが、その場では迂闊に出来もしない約束をする訳にもいかないので、適当に話題を逸らしたような…
だって、CENTRALはその編成からして、レコーディングをするにはそれなりの大きさ、部屋数があるスタジオを用意する必要があり、その分制作費もなかなかで…..

それから少し時間を空けて、なかの綾さんと、彼女のマネジメントをされているMusic O.A.K.代表の浅井さんと、そしてBLOOM宮﨑と4人で打ち合わせという名の飲み会がありました。
その席で浅井さんから「良かったらCENTRALのアルバムをウチと合同でやりませんか?」とのご提案を頂いたのでした。

単独での制作はリスク高めで腰が引けちゃってた僕でしたが、合同でやれるのであればハードルは俄然低くなります。
更に、浅井さんは元々都内屈指のスタジオでレコーディング・エンジニアとして勤務されていたので、そこもご活躍いただけると!そして僕がミックスダウン、からのマスタリングを行うことで、多くの経費圧縮が可能と判断し「是非ともやりましょう!」という事になったのでした。メンバーは誰もその場に居ないのにw。

流石にこれ以上の話は、本人たちの意思を確認してから!ということで、なかの綾さんがすぐに携帯でヒデロー君に電話を掛け、ことの経緯を話したところ「是非に!」との返事を頂き、正式にこのプロジェクトを立ち上げる事になったのでした。

(続く)

CENTRAL、6月27日にライヴやります!

2024.06.27.Thu at 笹塚ボウル
LIVE : CENTRAL

DJ : Eitetsu Takamiya, Casio

19:00 Open / 20:00 Start
Reserve : 3,000yen
Door : 3,500yen

DJスケジュール

  • 5月28日 火 新宿Bridge with Toshiyuki Goto
  • 6月はほぼ全てのDJをお休みする予定です